実務能力は未知数…青木功はJGTO新会長に適任なのか?

公開日: 更新日:

「まだ本人も受諾するかどうか五分五分ですよ」(関係者)

 海老沢勝二氏(81)が日本ゴルフツアー機構(JGTO)会長職退任の意向を表明し、後任として名前の挙がっている青木功(73)のことだ。

「海老沢さんの退任だって、事実上、選手会から突き上げを食らってクビ同然なんですよ。だって何もやらなかったんだから。その尻拭いで“青木さんに新しい会長になってもらいたい”と名指しされても、青木だって不安でしょう」(前出の関係者)

 何もしなかった、といわれる海老沢会長だが、本来ならプライベートがないくらい一年365日、土日返上の激務が続く。

 スポンサーへの挨拶回り、大会会場での表彰式出席やファンへの応対、そして海外出張だ。プロゴルファーとして青木の名前は国内ばかりでなく世界中に知れ渡っている。

 ただし、会長の職務をすべてこなすだけの資質が備わっているか、といえば話は別だ。

「会長職の主な仕事のひとつにマスターズ開催週の火曜日に行われる世界プロツアー会議があります。米ツアー、欧州ツアー、南アツアー、豪州ツアー、アジアンツアー、日本ツアーと世界6大ツアーのトップが集まって話し合いが行われます。最近の議題はワールドランクのポイント配分で、米ツアーは下部ツアーのポイントかさ上げを狙い、日本ツアーのポイントを減らすよう各ツアーに働きかけています。海老沢さんは会議に出ても発言しなかったそうですから、日本ツアーの地位が低下している。そこから盛り返すだけの手腕が青木にあるか、といえばはなはだ疑問です。ポイント配分が減らされたら、いくら日本ツアーで勝っても日本人プロが海外に挑戦するチャンスがなくなるわけです」(関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • ゴルフのアクセスランキング

  1. 1

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 2

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  3. 3

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    下半身醜聞・小林夢果の「剛毛すぎる強心臓」…渦中にいながら師匠譲りの強メンタルで上位浮上

  1. 6

    川﨑春花5試合連続欠場の裏で…たぶらかした不倫キャディーが男子開幕戦から追い出された

  2. 7

    渋野日向子に「心の問題」か…ホステスプロとして好発進も、所々で集中力を欠くショット

  3. 8

    国内組にも学んでほしい スイングやスタッツよりも大事なモノ…米挑戦組との間に力の差を感じた

  4. 9

    タイガー・ウッズがトランプ大統領と「家族」になる日…下半身醜聞から15年、新たな熱愛報道

  5. 10

    今年は「フジ問題」のおかげでちょっぴり楽…全米女子OP予選会受験者の本音

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  4. 4

    薬物疑惑浮上の広末涼子は“過剰摂取”だったのか…危なっかしい言動と錯乱状態のトリガー

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  3. 8

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  4. 9

    松田聖子は雑誌記事数32年間1位…誰にも負けない話題性と、揺るがぬトップの理由

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ