賭博で揺れる巨人の“外出禁止令”に「過剰管理」と疑問の声
「選手のことを球団の持ち物と思っているのが間違いなんです」
こう語るのは、熱心な野球ファンのひろさちや氏(作家、宗教評論家)だ。
先日発覚した巨人の高木京介(26)による野球賭博行為により、福岡遠征中の巨人は選手に対し、宿舎前のコンビニ以外は「外出禁止」にするなど、対応に追われている。
これに噛み付いたのが、評論家の江本孟紀氏。きょう(11日)発売のフライデーで「いまさら門限を守れとか、コンビニ以外外出禁止だとか言い出したけど、ナンセンス。そんな付け焼き刃の教育をしているから若い人が人間関係を読めなくなる」と、一刀両断した。
昨年に続いて、またぞろ賭博選手が出てきたことで、巨人の自浄能力のなさを批判する声も多いが、前出のひろさちや氏は、「高卒で入団する18歳、19歳の選手は未成年ですから『子供扱い』をせざるを得ない部分もあるにせよ、巨人軍は全選手を『子供扱い』しすぎている。そもそも今回の事件で選手全員を外出禁止にする必要など全くない。球団は野球選手として契約しているだけで、私生活を含めた24時間を管理しているわけではない」と、こう続ける。