八戸学院光星監督 野球賭博問題に「生徒のプロ入り心配」

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 26日は八戸学院光星(青森)が登場する。10年の就任以来、一度も初戦敗退がない仲井宗基監督(45)に東北の野球のレベル、球界を騒がせている野球賭博問題、教え子の坂本勇人(27=巨人)について聞いた。

――青森も含めて東北全体のレベルは上がりましたか?

「かつて東北といえば、宮城の東北、仙台育英が引っ張っていましたが、他のチームは口では『日本一』や『全国制覇』と言いながら、本気ではなかったと思います。やはり環境的なもの。私は今年で東北が24年目になりますが、冬は4時半には真っ暗になります。昔は照明も室内練習場もない。練習時間も限られていて、やりたくてもできなかったんです。それが最近は環境が変わってきた。ウチも1年ちょっと前に立派な室内練習場を造ってもらって、練習量を確保できるようになった。本気で日本一を目指すチームが出てきた。指導者の意識が変わったんです」

――球界はいま、巨人の野球賭博問題で大揺れです。坂本に加え田村(ロッテ)、北條(阪神)らプロに選手を輩出していますが、巨人に選手を送り出すのは心配になりませんか?

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