DF酒井宏樹 「今の代表は“戦いの幅”を広げている段階」
3月下旬に埼玉でW杯予選アフガニスタン戦(24日)に右SBで先発した酒井宏は、何度も積極的な攻撃参加を披露。後半18分には相手エリア深くに進入してオウンゴールを誘発するプレーを見せ、5―0の圧勝劇の原動力となった。
「オウンゴールの判定は妥当だと思います。あれはシュートではなく、クロスでしたから。それよりもオウンゴールに至るまでの(攻撃の)形が納得できたのが、すごく良かったと思います。(MF原口)元気と右サイドで組む形になりましたが、元気が下がり気味になったり、内側に入り気味だったりした時、ボクがワイドに開いて元気をフリーにさせたり、そうした2人の関係性は、良いものが築けたと思います。これから(9月に開幕する最終予選)の相手は(2次予選と比べて)どんどん強くなります。今の日本代表は『戦い方の幅を広げている』段階です。それを煮詰めていき、相手に応じた戦い方ができたらいいと思っています」