柔道52kg級中村美里 リオ最強の敵コソボ選手を専門家分析

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「あとは、パワーがあるロシアのクジュティナ、昨年欧州大会優勝のルーマニアのキトゥ、柔術系の関節技が得意な地元ブラジルのミランダ、粘り強い日本的柔道で国全体がレベルアップしている中国の馬英楠あたりがライバルとなりそうです」(木村氏)

 多くの強敵を蹴散らし、自身初の金メダル獲得の可能性はあるのか。木村氏が言う。

「先日も中村と話をしたら、『今度は大丈夫です。勝ちます』と話していた。昨年の世界選手権では全試合で一本勝ちを収めるなど、今までで最も心技体で充実していると思います。リオでは世界選手権優勝のため1回戦免除のシードが得られる。19歳から大舞台を踏んでいる経験もあり、近年は得意の足技に加え、担ぎ技の袖釣り込み腰も使える。金メダル獲得の可能性は50~60%とみています」

 3度目の正直となるか。

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