WADA運営費用の5%…ロシアのドーピング調査に1.7億円

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 禁止薬物使用疑惑に揺れるロシアのスポーツ界の調査に多額の費用がつぎ込まれていることが分かった。

 世界反ドーピング機関(WADA)の財務責任者であるオリバー・ニグリ氏は1日(現地時間)、陸連の組織的ドーピングなど禁止薬物違反が相次ぐ同国の調査に、すでに150万ドル(約1億7000万円)の経費がかかっていると明らかにした。

 カタール・ドーハでのWADAの会合に出席した同氏は「今後も調査を続けていけば、費用は同じぐらいの金額か、それ以上に達するだろう」との見解を示した。

 WADAの年間予算3000万ドル(約33億円)のうち、ロシアのスポーツ界の不正摘発に約5%の運営費用をつぎ込んだことになる。

 不正ばかりが目立つロシアは五輪から締め出した方がよさそうだ。

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