竜8試合、虎6試合…巨人「2位死守」の敵は下位への油断
2位死守に向け、休んではいられないようだ。
1日、巨人の高橋監督が遠征先の富山から二軍のジャイアンツ球場に直行。二軍と三軍による練習試合(6イニング制)を視察した。
この試合、亀井、片岡、立岡といった一軍で実績のある選手が出場。中でも、コンディション不良により6月から二軍調整していた亀井は、二軍の1番・中堅でスタメン出場し、2打数1安打で指揮官に復調をアピールした。
今季の巨人は重信、橋本到、松本など複数選手を中堅で起用しているが、どの選手もレギュラーを奪うまでの活躍ができないまま。実績のある亀井がハマれば、穴が埋まるかもしれない。今後の2位争い、そしてポストシーズンの戦いに向けて、プラスになることは間違いない。
現在2位の巨人は残り23試合。首位広島は1日、3位DeNAに勝利したためゲーム差は12.5に開き、マジックは9に。優勝は絶望的となった今、CSの主催権も得られる2位は何としても死守したいところだ。3位DeNAとは6ゲーム差だが、先日はそのDeNAに3連敗。ここ10試合は3勝7敗と苦戦している。巨人OBが言う。