スター選手が続々と名乗り メジャーがWBCではじく皮算用

公開日: 更新日:

 野球の世界一決定戦は五輪でなくWBCとの理屈だが、そのWBCも実際は金儲けに徹している。米国は過去の大会で放映権料、スポンサー料、グッズ収入などを合わせ1800万ドル(約19億8000万円)から2000万ドル(約22億円)の利益を得た。今回、ドリームチームとしきりに喧伝しているのは優勝を狙うというよりも、大会を盛り上げてステータスの向上につなげる思惑からに他ならない。WBCという大会の格が上がれば、「五輪よりWBC」に説得力も出てくる。

 何よりも野球が盛んなアジアや中南米の“お客さん”を喜ばせれば、ビジネス拡大につながると踏んでいるのだ。レギュラーシーズンを最優先に位置付けるMLBにとって、国別世界一決定戦も商売のネタに過ぎない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷に懸念される「エポックメーキングの反動」…イチロー、カブレラもポストシーズンで苦しんだ

  2. 2

    やす子の激走で「24時間テレビ」は“大成功”のはずが…若い視聴者からソッポで日テレ大慌て

  3. 3

    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

  4. 4

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 5

    阿部巨人が《もっともビビる》阪神投手の復帰でCS戦々恐々…Gナインに根付く苦手意識

  1. 6

    阪神・大山悠輔を絶不調に変えた根本原因…良かれと取り組んだオフの肉体改造が裏目

  2. 7

    兵庫パワハラ知事やコバホークも? 東大→官僚→政治家は“ピカピカの経歴”にあらず旧いタイプ

  3. 8

    やす子「24時間テレビ」での好感度上昇は諸刃の剣…早くも“イジリにくい芸人”になる懸念

  4. 9

    キムタクが迫られる「主役の座」からの退場…盟友からも“二番手”降格を提言される異例の事態

  5. 10

    神田正輝「旅サラダ」“有終の美”前に拒絶態度は変わらず…沙也加さん元カレ舞台中止で復帰は絶望的