清原以来の5年契約 陽岱鋼が巨人に望む“終身雇用”の損得

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「台湾では巨人が一番有名。ブランド力もある。どうせ巨人にFA移籍するなら、長く在籍したいと考えている。故障した時や選手として落ちぶれてからの保証、引退してからのコーチ職などの付帯条件を取り付けている可能性はある。かつて小笠原が背負った背番号2を引き継ぐとはいえ、小笠原はパ・リーグMVPの看板を引っさげての巨人入り。陽は打率.293でゴールデングラブ賞を取っているが、先の日本シリーズではスタメン落ちしている選手。巨人は陽側に足元を見られたことになります」(前出の球界関係者)

 球界の“新陳代謝”は激しい。5年前に「二刀流」を実現させる若者が出てくるなんて、誰も想像しなかっただろう。5年も経てばまたとんでもない選手が出現するかもしれない今、先の見えた選手との「5年契約」はアホらしいとしか言いようがない。

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