伊藤有希が2大会連続の銀 3位高梨は“負けジンクス”続く
ノルディックスキーの世界選手権第3日が24日(日本時間25日未明)にフィンランドのラハティで行われ、ジャンプ女子個人で今大会初優勝を狙う高梨沙羅(20)は、98メートル、95メートルの251.1点で3位。伊藤有希(22)は97メートル、96.5メートルの252.6点で2大会連続の2位に入った。優勝はソチ五輪金メダルのカリーナ・フォクト(25=ドイツ)。98.5メートル、96.5メートルの254.6点で世界選手権連覇を達成。驚きのビッグゲーム3連勝となった。
金メダルが期待された高梨は、また表彰台のトップに立てなかった。
24日付の日刊ゲンダイでも報じたが、W杯では絶対的な強さを見せる高梨は世界選手権と五輪では優勝がない。今大会は11年6位、13年2位、15年4位。14年ソチ五輪もメダルなしの4位。今年の世界選手権も、W杯通算4度目の総合優勝を決め、歴代最多タイとなる53勝の「大看板」を引っ提げて乗り込んできたものの3位に終わった。
「2本目は少し力み過ぎてしまった。またやってしまったという感じ。情けない。大きな試合に合わせていく力が足りない」