二軍開幕戦で6K 楽天ドラ1藤平はWBC組次第で緊急招集も

公開日: 更新日:

■夏前に球数上限増

 チームのその先輩、則本昂大(26)と松井裕樹(21)は、激闘に疲労困憊だ。則本は7日のキューバ戦の3失点に続いて12日のオランダ戦でも1失点。2試合に登板して防御率9.82と精彩を欠いている。松井は登板した本戦3試合すべてで無失点に抑えたものの、20日のドジャースとの強化試合では四球から崩れてサヨナラ打を浴びた。小久保監督が総動員で戦うと言っている準決勝、決勝を終えた後、どんなコンディションでチームに戻るか不透明だ。

 藤平は、育成重視の球団方針で「当面は60球、中5日登板」と制限されている。ちなみにこの日も54球で降板。小山投手コーチも「開幕ですぐに一軍というのはない」という。しかし、「必要になる時は絶対に来る」とも付け加え、平石二軍監督も「夏前に球数の上限を増やす」とギアを上げることも明かした。

 シーズンでの則本、松井の状態によっては、手塩にかけて育てる藤平に緊急招集がかかる可能性もありそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 2

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  3. 3

    佐々木朗希“大幅減速”球速160キロに届かない謎解き…米スカウトはある「変化」を指摘

  4. 4

    ヤクルト村上宗隆 復帰初戦で故障再発は“人災”か…「あれ」が誘発させた可能性

  5. 5

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  1. 6

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  2. 7

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 8

    「皐月賞」あなたはもう当たっている! みんな大好き“サイン馬券”をマジメに大考察

  4. 9

    ヤクルト村上宗隆「メジャー430億円契約報道」の笑止…せいぜい「5分の1程度」と専門家

  5. 10

    常勝PL学園を築いた中村監督の野球理論は衝撃的だった…グラブのはめ方まで徹底して甲子園勝率.853