5打席全部走者なし…不運の早実清宮に吹いたまさかの逆風

公開日: 更新日:

 運も実力のうち、という言葉がある。そのデンで言えば、早実(東京)の清宮幸太郎(3年)はどうなのか。

 27日に東海大福岡(福岡)に敗れ、まさかの2回戦敗退。清宮は二塁打と三塁打を打ったものの、この日は5打席中4打席が回の先頭打者と、走者を置いた場面で一度も打席が回ってこなかった。今大会はアーチどころか打点もなし。2本塁打を打った2015年夏に比べ、寂しく甲子園を去った。

 ネット裏でこの日の試合をチェックした某スカウトが言う。

「持っていないと言えば、持っていない。とはいえ、今日に限れば相手バッテリーの作戦勝ちでしょう。清宮の前に走者を置かないことを徹底したがゆえの勝利でもある」

 東海大福岡の先発、安田も「(清宮の前に)走者を出さないように気をつけていた」と話していた。

■3球目の直前に風向きが変化

 しかし、初戦(24日)の明徳義塾(高知)戦では明らかに運がなかった。この試合は5-4で辛勝。前出のスカウトは「驚いたのは三回の2打席目ですよ」と、こう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  4. 4

    薬物疑惑浮上の広末涼子は“過剰摂取”だったのか…危なっかしい言動と錯乱状態のトリガー

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  3. 8

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  4. 9

    松田聖子は雑誌記事数32年間1位…誰にも負けない話題性と、揺るがぬトップの理由

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ