地元紙が放出示唆 ダルに7月ヤンキース入りの可能性
日本人のエース同士の投げ合いが実現した。
23日(日本時間24日)、のヤンキース、レンジャーズ戦(ニューヨーク)で、田中将大(28)、ダルビッシュ有(30)が登板。日本では4度の直接対決があり、ダル(日本ハム)は2勝1敗、田中(楽天)は1勝3敗。「楽しみにしていた」と話した田中に対し、ダルは「向こうは楽しみにしているかもしれないけど、僕は勝たないといけないので」と受け流した。
今季はともに開幕投手を務め、メジャーの日本人投手を代表するこの2人が、ここにきて同僚になる可能性が浮上している。7月31日のトレード期限まで約1カ月と迫り、レンジャーズの地元紙を中心に複数の米メディアが、今季で契約が切れるダルのトレードの可能性に言及しているのだ。
チームは現在、首位アストロズと13ゲーム差のア・リーグ西地区3位タイ(22日終了時)。7月に入ってもチーム状態が好転しなければ、レンジャーズはエース右腕の放出に動くとの見方が有力だ。
21日付の地元紙「ダラス・モーニング・ニューズ」(電子版)は「7月末までに一度、トレードに出す」としながら、「ダルは軸になる投手だけに、FAになる今オフ、再契約に乗り出す方針ではないか」と伝えている。