日本勢トップは5位…マラソンを軽視する駅伝大国ニッポン

さいたま国際マラソンで日本勢トップだった岩出（Ｃ）共同通信社

　日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーはさいたま国際マラソンの結果について「（岩出は）風が強く、高低差のある難しいコースで頑張ったという評価をしているが、２時間２９分００秒はクリアしてほしかった。これでは世界に太刀打ちできない」とボヤいた。

　岩出の持ち時計は２時間２４分３８秒。さいたまのコースなら、この記録が精いっぱい。それより瀬古リーダーは、２６日の全国大会のために女子選手をマラソンに出さない実業団の監督にこそ文句を言うべきだ。