土俵内外でやりたい放題 相撲を蹂躙するモンゴル勢に異論

公開日: 更新日:

■この10年、60場所で優勝54回

 彼らは、「モンゴル力士会」と称して頻繁に酒を酌み交わしている。異国の地で助け合いといえば聞こえはいいが、部屋の垣根を越えて徒党を組み、傷をなめ合っている。この10年の計60場所で、モンゴル人力士の優勝は実に54回。それが、幕内だけで9人もいるモンゴル人同士の「助け合い」の成果かどうかはともかく、やりたい放題の構図となっているのは確かだ。

 相撲ファンの吉川潮氏(作家)は「日本人とは文化が違うから、で済ませていいのか」と、こう続ける。

「日本で相撲を取るのならば、日本に同化してくれないと困る。相撲は文化的な側面が強いのだから、なおさらです。勝敗に納得いかないから抗議なんて、謙虚さを美徳とする日本の伝統、慣習から明らかに外れていますよ。近年の取組を見ていても、もはや日本の相撲ではなく、モンゴルのそれです。例えば、がっぷり四つに組んで水入りとか、投げの打ち合い、内掛け、外掛けなどの技といった、相撲らしい相撲が減っている。勝てば何でもあり、は日本の相撲ではありません。そもそも、モンゴル力士会なんてやっていること自体がおかしい。日本人の力士は、仲間内の県人会すらしませんよ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方