打撃回避し守備走塁を強化 清宮を見守る栗山監督の計算

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 ランニングではまず、ガニマタの矯正に取り組んだ。清宮は「カッコよく走りたいんで」と笑顔を見せ、「ガニマタを直したいと思っていた。こういう日を大事にしたい」と意欲を見せている。練習に付き添った高柳トレーナーは言う。

「ダッシュした時に(ガニマタが)出やすい。ガニマタだと力の入る方向がバラバラになるが、バランス良く真っすぐ走ることで、前に力を入れる際のロスが減り、ケガのリスクを減らすことができるはず。定期的に取り組めたらと思っています」

■首脳陣が気にする腰高の捕球

 栗山監督の言う「つぶすべきこと」は、守備面にもある。

 金子内野守備走塁コーチはこの日、キャンプ初日からシートノックやサインプレーに取り組ませる方針を示した。清宮はひとまず一塁に入ってシートノックを受けることになりそうだが、すでに首脳陣の間では「(守備の)レベルは決して高いとはいえない。腰高で捕球しているし、体重移動をしっかりすべき」との意見も出ている。捕球についても、一塁で内野手の送球を受ける際にしっかりミットを構えないため、投内連係では送球を後ろにそらす場面も見られた。

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