野手2試合目は3打数無安打に…“打者”大谷に「4つの壁」
「いい打席だったと思う。ただ、2打席目はミスショットだった。タイミングを合わせることが必要だと思う」
試合後のソーシア監督はこう言った。
適時打に2四球。全打席出塁という上々の野手デビューから一夜明けた27日(日本時間28日)、大谷翔平(23)はロッキーズ戦(スコッツデール)に「2番指名打者」で先発出場したが、3打数無安打に終わった。
1打席目に対戦した右腕・グレイは、昨季10勝4敗、防御率3.67とチームのエース格。大谷は1球もスイングせず、151キロの外の速球に見逃し三振に倒れた。2打席目は昨季6勝5敗、防御率5.89の右腕・ホフマンの2球目、140キロのチェンジアップを打ち上げて右飛。3打席目は昨季2勝3敗、防御率5.06の右腕・オッタビノと対戦。4球目の外寄り153キロのツーシームに対応できず、遊ゴロに打ち取られた。
「(1打席目は)コースにきていて、なかなか手を出しづらかった。2、3打席も結果ではなく、アプローチとしては悪くなかった。微妙なズレでフライ、ゴロになっている。打席の中で修正したい」とは試合後の大谷だ。