総会で年寄り100人画策 貴乃花親方「辞めろ!」の連判状

公開日: 更新日:

 しかし、だからといって親方衆の怒りが収まったわけではない。

 ある親方は「当たり前じゃないですか」と、こう話す。

「昨年の日馬富士暴行事件以降の言動や対応を見れば一目瞭然です。角界を本気で変えたい、よいものにしたいと本気で思っているなら、協会からの連絡を無視とか調査に協力しないとかではなしに、もっと建設的なやり方があったはず。しかも理事会では『別に』『特に』などと言うだけなのに、言い分は自分にとって都合のよいメディアを通じて一方的に発信した。その中身にしてもウソや言いがかりがほとんどですからね。そうやって、いたずらに組織を混乱させたのが貴乃花親方です。我々にとって、相撲協会は大切な職場。つまり貴乃花親方は我々の生活の基盤を私利私欲でおびやかし、荒らすだけ荒らしたのです。『すみません』で済む問題じゃないでしょう」

■一緒にされてはかなわない

 28日には、大阪で年寄総会が開かれる。そこでは親方たちが、貴乃花親方に昨年末からの一連の言動の真意を問うことになる。年寄会会長の錦戸親方(元関脇水戸泉)は「中途半端にならないようにやりたい」と話しているだけに、貴乃花親方がつるし上げにあうのは確実だが、「それだけじゃ済まないだろうな」と、別の親方がこう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    3人の婚外子…菊川怜の夫・穐田誉輝氏“暴かれたスネの傷”

  5. 5

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  1. 6

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  2. 7

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  3. 8

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 9

    夏菜の二の舞か?パワハラ疑惑&キス写真で橋本環奈に試練…“酒浸り”イメージもそっくり

  5. 10

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで