リハビリ順調 栗山監督が計る「清宮1軍招集」タイミング

公開日: 更新日:

「このままいけば、いけるかなと思いますし、早く復帰できた方がいい。焦らずですけど、一日でも早く復帰できるようにやっていきたい」

 29日、二軍でリハビリ中の清宮幸太郎(18)が4月6日の巨人との二軍戦での実戦復帰に意欲を燃やした。

 この日は退院後、初めてマシン打撃で約50スイングをこなし、好感触を得た様子だった。この日の鎌ケ谷は二軍戦が行われていないこともあり、訪れたファンはせいぜい20~30人。報道陣の数も一時より大幅に減っている。1月の入寮以降、常に注目を集めてきたが、落ち着いた雰囲気の中で順調にリハビリをこなしている。試合にフル出場できる状態に戻るまでにはしばらく時間がかかりそうだとはいえ、一軍昇格のタイミングを決める栗山監督には「二軍でじっくり」と悠長に構えている余裕はない。

■カギは中田とアルシア

 日本ハムはオープン戦を7勝5敗3分けの5位で終えた。チーム25本塁打は12球団トップも、チーム打率は・248、リーグ5位の66得点にとどまった。公式戦でバカスカ本塁打が出る保証はなく、つなぐ打撃で効率よく得点するのが本来の戦い方だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド