リハビリ順調 栗山監督が計る「清宮1軍招集」タイミング
「4番の中田と新助っ人のアルシアがポイントゲッターとして機能すればいいが、2人とも決して調子が万全とは言い難い。中田はオープン戦で打率・273、3本塁打、6打点とはいえ、キャンプで右肩を痛め、オープン戦では腰の張りを訴えた。アルシアもチーム合流が2月下旬と大幅に遅れた。3月上旬には発熱と体調不良による途中離脱もあり、打率・231、1本塁打にとどまった。2人が開幕からつまずくようだと、打線が途切れ、得点力不足に陥りかねません」(日本ハムOB)
そこで清宮である。一軍デビューは大きな注目が集まるし、実際にどれだけの結果を残すかは別にして、清宮の存在はチームの流れを変える「起爆剤」にもなり得る。
栗山監督は清宮の一軍昇格について、「何かに合わせるとかはない。大切な選手なので」とした上で、「打つ能力があるから、準備ができれば勝負できる」と言っている。入院リタイアしてからも、最後まで開幕一軍の可能性を探ったくらいだ。
もちろん清宮の体調回復は大事だが、一軍招集時期は日ハム打線の状態によっては、案外、早くやってくるかもしれない。