リハビリ順調 栗山監督が計る「清宮1軍招集」タイミング

公開日: 更新日:

「4番の中田と新助っ人のアルシアがポイントゲッターとして機能すればいいが、2人とも決して調子が万全とは言い難い。中田はオープン戦で打率・273、3本塁打、6打点とはいえ、キャンプで右肩を痛め、オープン戦では腰の張りを訴えた。アルシアもチーム合流が2月下旬と大幅に遅れた。3月上旬には発熱と体調不良による途中離脱もあり、打率・231、1本塁打にとどまった。2人が開幕からつまずくようだと、打線が途切れ、得点力不足に陥りかねません」(日本ハムOB)

 そこで清宮である。一軍デビューは大きな注目が集まるし、実際にどれだけの結果を残すかは別にして、清宮の存在はチームの流れを変える「起爆剤」にもなり得る。

 栗山監督は清宮の一軍昇格について、「何かに合わせるとかはない。大切な選手なので」とした上で、「打つ能力があるから、準備ができれば勝負できる」と言っている。入院リタイアしてからも、最後まで開幕一軍の可能性を探ったくらいだ。

 もちろん清宮の体調回復は大事だが、一軍招集時期は日ハム打線の状態によっては、案外、早くやってくるかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」