当時を知るエ軍指揮官 大谷に「バレンズエラ2世」の予感
大谷は日本から海を渡って1年目。バレンズエラ同様、メジャーではひよっ子が投げて2勝、打って打率.333、3本塁打、11打点。投打にわたる活躍で、チームの成績を押し上げている。
メジャーで本格的な二刀流は、かのベーブ・ルース以来、実に約100年ぶり。その活躍はすでにロスだけでなく、全米中で評価されている。今のペースで投打ともにチームの勝利に貢献、エンゼルスをプレーオフに導き、2002年以来、16年ぶりの世界一に押し上げようものなら、それこそ81年のバレンズエラのフィーバー以上の騒ぎになるに違いない。