ビーチ代表ラモス監督を沖縄で直撃「W杯へ時間がない」

公開日: 更新日:

「このままだとW杯(本大会)に出られないかもしれない。半年で立て直すのは大変。一番うまいヤツを連れて行く」

 ――今大会はピヴォ(FW)が好調です。

「そう、ピヴォが面白いね。(代表候補の)ゴリ(奥山正憲)や後藤(崇介)が頑張ってるし、(山内)悠誠や赤熊(卓弥)も目の色を変えてやっている。他にもいいものを持ってる選手がいるが、強い相手とやると消えてしまう。昔からいわれている。CFとCBは(気持ちが)優しいとムリ。バティストゥータ、ロマーリオ、ファン・バステン、スキラッチ、カレッカ。みんな気の強いストライカーだ」

 ――今大会は激しい攻防が見どころでした。

「前回の合宿で動かなかった選手に伝えた。チームに戻ると王様みたいにやってるから、戻らなきゃいけないところで戻れないし、ちょっと走るとボールを持った時にパワー不足になる。代表では(攻守を)すぐに切り替えないと使えない。点を取るだけではダメ。後ろに負荷をかけないように守備もしなきゃ。ひとりがサボると終わり。代表は<自分のためだけにやる>人間にはムリ。代表は死ぬか、生きるか。オレはピッチの中に入れないからね。死ぬ気でプレーするヤツを使う」

(取材・構成=フォトジャーナリスト長野記子)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情