雄星がロス滞在中に練習 “ボラス・ジム”の正体とサポート
西武からポスティングシステムでメジャーに移籍する菊池雄星(27)の交渉が本格化する。
16日(日本時間17日)にロサンゼルス入り。今後は代理人のスコット・ボラス氏の会社が所有する施設で練習し、必要なら獲得を希望する球団との交渉にも同席する予定。交渉期限は米東部時間の来年1月2日(日本時間3日午前7時)で、帰国は年明けになるという。
約3週間の滞在中、菊池が汗を流すトレーニング施設は、メジャー球団のそれと比べても遜色ない。ロサンゼルス近郊の大学の敷地内に、400メートルトラックのあるグラウンドの他、最新のマシンを備えたジムも併設されている。
実戦練習を希望する選手には、大学の室内練習場やブルペンの使用も認められている。
2月のキャンプインを前に自主トレを行う選手も多く、2007年にレッドソックスに移籍した松坂(現中日)は、当地で極秘練習をしてからキャンプ地入りした。
数々の大型契約をまとめた「スーパーエージェント」が所有するジムは充実したトレーニング設備に加え、選手へのサポートも手厚い。