大谷に頼れる先輩 エ軍加入“TJ手術成功”右腕リハビリ秘話

公開日: 更新日:

「さすがに7カ月間も投球から遠ざかって気が狂いそうになったが、肘を使わず、休ませられたのはよかった」と本人が振り返ったように、メジャー復帰した15年は13勝(8敗。防御率2・71)をマークしてカムバック賞を受賞した。

 ハービーは単にリハビリに時間を費やしただけでなく、ピアノやギターといった楽器演奏を取り入れるなど工夫したことも、復帰後の好結果につながった。

 15年以降、リハビリに時間をかける投手は増えていて、同じ速球派の大谷も再来年の二刀流復帰に向け、ハービーの存在は生きた教材になる。来季、同僚になれば、リハビリに関して気軽に相談できるだけに、クラブハウスでは執刀医以上に頼れる存在になりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド