青学大率いる原監督に聞く 箱根5連覇への重圧と指導者論

公開日: 更新日:

 指導者は〈絶対に君臨してはいけない>と思います。学生たちが自分たちの頭で考え、行動を起こすことを積極的に促し、それでも大舞台で勝てるということをこれからも証明したいと思っています。今後も<パワハラ根絶>を強く世間にアピールしたいと思っています」

 ――箱根駅伝の人気はすさまじく、原監督への注目度は増すばかり。プレッシャーはありませんか?

「(きっぱりと)ありません。注目されるほどに励みになって燃えてきます。プレッシャーを感じない方法? それは〈遊び心〉を持つことでしょうか? 遊び心なんて口にすると“原監督は勝負ごとを軽く考えている”と言われがちですが、我々は〈やるべきことをきっちりやっている〉という自負があります。だからこそ〈遊び心〉と口にしても問題はないのです」

■上りの5区と下りの6区は決まっている

 ――本番が目前に迫ってきました。仕上がり具合はどうでしょうか?

「まったく順調です。誰を(1~10区の)どこに当てはめるのか、これからパズルの組み合わせですね。監督の腕の見せどころです(笑い)。でも決まっている区間があります。山上りの5区・竹石(尚人=3年)と山下りの6区・小野田(勇次=4年)の2人は、昨年よりも良い結果を出してくれるでしょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」