首脳陣が驚嘆 日ハム吉田はダル&大谷の“エース道”をたどる

公開日: 更新日:

 キャンプは二軍スタートになる。この日のスタッフ会議後、栗山監督は「2月16日の紅白戦を起点としていろいろ考える」と話した。日本ハムはかつてのダルビッシュや大谷翔平がそうだったように、とくに高卒新人は二軍でプロで投げるための体づくりに重点を置く。米アリゾナでの1次キャンプを終えた一軍本隊が沖縄に移動すると、一、二軍合同の紅白戦を通じて、その実力を見極めることになる。

「球自体は良くても、40球、50球と球数を重ねて球威がガクッと落ちるなど、スタミナや体に不安がある場合は無理をさせない。故障のリスクが高いからです。ダルは1年目、二軍戦で完封勝利を挙げるなど、しっかり投げられることが分かった上で、6月に一軍デビューさせた。大谷も1年目に打者で開幕戦にスタメン出場したが、投手の一軍デビューは5月下旬だった。吉田もまずは、ローテに入って投げ続けるだけの土台づくりが優先されます」(日本ハムOB)

「最近は甲子園の疲れも抜けて、いい調子が続いている」と話した吉田は国体後、体重が5キロほど増えた。11月7日に学ラン姿で鎌ケ谷の施設を見学した際は明らかに腹回りが膨らんでいた。元中日監督の落合博満氏がラジオ番組で「おそらく太る体質ではないか」と指摘したこともあった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    3人の婚外子…菊川怜の夫・穐田誉輝氏“暴かれたスネの傷”

  5. 5

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  1. 6

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  2. 7

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  3. 8

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 9

    夏菜の二の舞か?パワハラ疑惑&キス写真で橋本環奈に試練…“酒浸り”イメージもそっくり

  5. 10

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで