モンゴル生まれで日本育ち…大翔鵬清洋“唯一の欠点”とは
「柏市の道場では隆の勝(千賀ノ浦部屋)と同門だったが、当初は負けっぱなし。最終的にはいい勝負をするようになった。進学した流山南高校では、阿炎(錣山部屋)と同期。このときは大翔鵬の方が強かったと聞いている。相撲部監督が明大OBという縁もあり、よく明大に出稽古に行っては大学生力士をコテンパンにしていた」(前出のタニマチ筋)
唯一の欠点はメンタル。幕下時代は「ここで勝てば十両」という場面に限って負け、何回も昇進を逃している。右四つで相手を組み止めたら力を発揮するタイプ。相撲と並行して精神力も鍛える必要がありそうだ。
▽だいしょうほう・きよひろ
●本名はチミデレゲゼン・シジルバヤル
●1994年8月、モンゴル・ウランバートル市出身
●183センチ、177キロ
●最高位は現在
●来日当初、言葉が通じなくても算数のテストだけは常に100点