モンゴル生まれで日本育ち…大翔鵬清洋“唯一の欠点”とは

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24歳・追手風部屋

 そうと言われなければ、外国人力士だとは気付かないだろう。

 出身地はモンゴルの首都ウランバートル市だが、実はモンゴルより日本での暮らしが長い。10歳のとき、母親が日本に留学したのをきっかけに、一家で千葉県柏市に移住したという経歴だ。

「モンゴルの小学校では秀才で通っていたものの、日本に来たばかりの頃は言葉が通じず、授業についていけなかった。小学校にモンゴル語を話せる職員がいたようだが、大翔鵬は言葉の習得が早く、来日して3カ月もすると日本語ペラペラ。漢字も使いこなせるようになり、高校でも学業優秀で通っていた」(タニマチ筋)

 中学に進学すると、野球部に入部。モンゴルには野球がないため、珍しかったというのが理由のひとつ。さらにクラスメートに野球部員が多かったことも、入部を決意させた要因だ。

 しかし、中学在学中に野球部を退部。野球が嫌いになったわけではなく、「自分では到底プロは無理だし、このまま野球を続けても将来食っていくことはできない」というシビアな判断だ。そこで地元の柏市相撲スポーツ少年団に入団。道場で稽古を積み、大相撲を目指すようになった。

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