菊池雄星の本拠初登板に立ちはだかる“早打ち強力打線”の壁
破壊力抜群のレッドソックス打線は上位から下位まで「好球必打」が徹底されている。これは昨季、就任1年目で世界一に導いたアレックス・コーラ監督(43)の方針によるもの。
一昨年までベンチコーチを務めていたアストロズが用いた積極策が功を奏したことから、走者がいても初球から手を出すことを認めている。
昨季のレッドソックスも、「好球必打」が結果につながっており、初球のチーム打率3割3分7厘だった。
菊池はレッドソックス戦に備え、昨季のビデオを見て研究したり、データを頭に叩き込んだという。球数を意識し過ぎて、勝負を急ぐと、強力打線の餌食になりかねない。