ケンカ、性癖、カネ…平成最後の甲子園ネット裏「怪情報」
あくまで勝ち進んだ場合の話だが。
■「ケンカは強かった」
さる私立校の監督が数年前、地元の歓楽街で複数の関係者と会合を開いた。
同地区の公立校の監督が聞いた話では、こんな事件が起きたという。
その監督、勝っているときは「攻めダルマ」になって采配がバシバシ的中するが、リードを許して劣勢に立たされると途端に「お地蔵さん」のように固まってしまい、思考停止することで有名だった。
出席者の一人が酒の勢いもあって、監督の手腕を批判し始めた。はじめのうちは監督も笑顔で対応していたが、人格まで否定され始めたものだから、いよいよ我慢の限界。テーブルをひっくり返して、「コノヤロー!」とその出席者の胸ぐらをつかんだ。
同席者が2人を羽交い締めにして、事なきを得たものの、監督の怒りは収まらない。その場を途中で退席、店の外に出た瞬間、「第二の事件」が起きたという。
「その監督、出合い頭に通りすがりの男性とぶつかった。ただでさえ怒り心頭の中で、男性に『どこ見て歩いてんだ』などと因縁をつけられ、ぶん殴って、KOしてしまったんです。後日、殴られた側から学校に連絡が行ったと聞きましたが、責任問題は一切、浮上していない。どうやら、100万円単位のカネで示談を持ち掛け、内々でもみ消したそうです」