ケンカ、性癖、カネ…平成最後の甲子園ネット裏「怪情報」

公開日: 更新日:

 甲子園のネット裏が騒然となった。24日に行われた横浜対明豊戦に、ヤンキースのスカウト幹部が視察に訪れたからだ。お目当ては、今秋ドラフト上位候補の及川(横浜)だった。プロ12球団が注目する最速153キロ左腕とはいえ、春の段階で米国からわざわざ“幹部クラス”が来日するのは珍しい。「及川のことを魅力に感じているからに他ならない」と話す関係者もいた。

 もっとも、この日の及川は試合前の投球練習から暴投を連発するなど調子は最悪。三回途中5失点でKOされ、1回戦で姿を消した。

 ネット裏のスカウトからは、「素材はいいが、制球力を気にしすぎてイップス気味になっている。横浜には投手を育てられる指導者がいない。中学時代の方がむしろ良かった」との声も出たほど。

 アテが外れたヤンキースのスカウト陣は及川が降板するや、バツが悪そうに姿を消したそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド