巨人は垂涎…竜新助っ人ロメロで証明された森SDの“慧眼”

公開日: 更新日:

巨人は“清武の乱”で招聘白紙に

「巨人が一時、そんな森SDの招聘に動いたことがあった」と、さる巨人OBが話を引き取る。

「失敗続きだった渉外部門をテコ入れしようと、当時の清武球団代表が森SDに目をつけた。ちょうど、11年限りで森SDが落合監督と一緒に中日を退団したタイミング。交渉次第では森SDの巨人入りが実現したかもしれないが、その年のオフに例の“清武の乱”が起きた。森SDに声をかける前に招聘案は宙に浮いて消えてしまったと聞いている」

 この日、中日に敗れた巨人は今季、ビヤヌエバとクックの新外国人2人を獲得した。ビヤヌエバが前日9日の試合で2本塁打、抑えのクックも4戦4セーブと結果を出してはいる。しかし、クックは登板4試合がすべて2点差以上の場面で、1点差の緊迫した展開ではどうなのか、と不安視されている。キャンプから指摘されているアバウトな制球力と稚拙なクイックなどの課題を抱えたままだからだ。球団も万が一に備えて、今も米国でリリーフ投手の調査を継続している。

 5年ぶりのV奪回が至上命令とされる原監督は森SDの眼力が羨ましいに違いない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末