サニブラウンに強力ライバル 全米大学選手権Vに0.05秒の壁

公開日: 更新日:

 さらなる記録更新を目指す和製スプリンターの強力なライバルとなりそうだ。

 NCAA(全米大学体育協会)は20日(日本時間21日)、今季8週目までのランキングを発表。11日に100メートルで日本人2人目の9秒台(9秒99)をマークしたサニブラウン・ハキーム(20=フロリダ大)は4位にランクされた。

 桐生祥秀(23)の持つ日本記録(9秒98)更新を目指すサニブラウンにとって、大学の大会では同じ留学生が壁になりそうだ。

 今季、同種目での最高タイムは9秒94でナイジェリア出身のディヴァイン・オデュデュル(22=テキサス工科大)、9秒95でバルバドス出身のマリオ・バーク(22=ヒューストン大)、米国出身のクラボン・ギレスピー(20=オレゴン大)と続く。

 上位の2人はサニブラウン同様、母国の高校時代に頭角を現し、米国の大学にスカウトされた。それぞれ、母国代表として20年東京、24年パリ五輪出場が有力視されている。サニブラウンの今季自己ベストは、現時点でトップのナイジェリア人スプリンターと0・05秒差だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情