虎にサヨナラ負け3位転落 巨人によぎる交流戦“負のデータ”

公開日: 更新日:

 開幕時にクローザーを務めた新外国人のクックは、4月に右肘痛で離脱し、さらに左太もも裏を痛めたことで、1カ月以上経過した今も戦列に戻れていない。

 この日、2点リードを追いつかれた沢村、延長十二回に桜井、池田が力尽きたように、巨人の弱点はそのまま「逆転の楽天」のつけ入るスキとなる。

■苦手のソフトバンクロッテ戦で事件勃発

 2カード目が交流戦通算21勝32敗3分けと苦手にしているロッテなのも不気味である。同22勝34敗のソフトバンクとは最後に対戦する。

「この2チームにはやられっ放しの印象。交流戦初期の頃、ロッテ戦で巨人の主砲だった李承燁が勝ち越し2ランを放ったが、走者の小関が三塁ベースを踏み忘れ、1点も認められないというボーンヘッドで1点差で敗れたことがあった。ソフトバンク戦でプロ初打席に立った松本哲也が一塁を駆け抜けた瞬間、右足のくるぶしを剥離骨折し、離脱してしまったり、違う年のソフトバンク戦ではセペダが落球。同じ試合で大竹が足をつって降板すると、原監督が激怒したこともあった。分が悪いこの2チームと対戦すると、巨人に何かが起きるんです」(球界関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    セクハラだけじゃない!前監督が覚悟の実名告発…法大野球部元部長、副部長による“恫喝パワハラ”激白180分

  5. 5

    仁義なき「高校野球バット戦争」…メーカー同士で壮絶な密告合戦、足の引っ張り合い、広がる疑心暗鬼

  1. 6

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  2. 7

    大谷がいちいち「大袈裟に球を避ける」のは理由があった!弱点めぐる相手投手との暗闘の内幕

  3. 8

    西武・渡辺監督代行に貧打地獄を直撃!「ここまで打てないほど実力がないとは思ってない」とは言うものの…

  4. 9

    朗希の“歯車”は「開幕前からズレていた説」急浮上…メジャー挑戦どころじゃない深刻事態

  5. 10

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方