虎にサヨナラ負け3位転落 巨人によぎる交流戦“負のデータ”
■17年には9連敗
来週6月4日に交流戦が開幕する。
巨人は2012年、14年に交流戦を制したことがあるものの、15年から11、7、10、7位といずれも失速。これは15年からの4年連続V逸と密接にリンクしている。
苦い思い出は2年前、2017年の13連敗が記憶に新しい。
巨人は5月25日の阪神戦に敗れると、広島戦3連敗、交流戦に入り、楽天戦3連敗、オリックス戦3連敗、西武戦3連敗で球団ワーストを更新する13連敗。交流戦に限っても開幕9連敗で、10年のヤクルトに並ぶワースト記録となっている。
■逆転の楽天と救援陣の不安
今季の最初のカードは、敵地仙台に乗り込んでの楽天戦。前日28日に一時首位に立った楽天は、両リーグ最多の17度の逆転勝ちを誇り、終盤にめっぽう強い。
対する巨人は、昨季から引き続き救援陣が不安定。この日の試合前までの救援防御率は、リーグワーストのヤクルト、DeNAの3.94に肉薄する3.92。