アコーディア親会社のOGM買収で日本のゴルフ場はどうなる

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 ゴルフ場大手「アコーディア・ゴルフ」(135コースを保有・運営)の親会社である投資会社MBKパートナーズが、昨年11月14日に国内業界3位の「オリックス・ゴルフ・マネジメント」(OGM=39コース、2練習場を運営)を買収して業界は大騒ぎになった。

 そしてOGMは今年3月1日から、「日本ゴルフマネジメント」に社名を変更してスタート。ところが3カ月もたたない5月7日に「ネクスト・ゴルフ・マネジメント」へと再び社名を変更した。

 同社ホームページを見ると、すでにゴルフ場名からOGMの3文字が消えている。

 そして、新会社の経営陣には、アコーディア・ゴルフのトップだった田代祐子氏と望月智洋氏が就任している。

 望月COOはゴルフ誌「ゴルフ場セミナー」のインタビューに、「1つの会社になることは今は具体的に考えていない」と答えている。だが、アコーディアとネクストのゴルフ場を合わせたら全174コースになり、わが国最大のゴルフ場運営会社が出現する。事業シナジーを発揮でき、スケールメリットを最大限活用するには、会社を分割しておく理由は見当たらない。

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