し烈サマーリーグ ウィザーズ八村塁も足を引っ張られる?

公開日: 更新日:

 日本人ルーキーが順調なスタートを切った。

 米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁(21)が、サマーリーグ(ネバダ州ラスベガス)でゴールを量産しているのだ。

 8日のネッツ戦では両チーム最多タイの19得点をマーク。6日のペリカンズ戦と合わせ、計33得点はチームトップだ。

 ウィザーズのスコット・ブルックス・ヘッドコーチが「バスケットIQが非常に高い選手だ」と話すなど、首脳陣の評価は日増しに高まるばかりだが、今後もゴールネットを揺らし続けるとは限らない。

 若手の登竜門であるサマーリーグは、来季のロースター入りを巡って、実績のない選手がアピールする場だ。毎年、生き残りを狙う若手によってチーム内では、し烈な競争が繰り広げられる。自軍の戦力構想から外れても、他球団のGMの目に留まる可能性もあるだけに、若手の評価基準の一つとされるチーム戦術の徹底をないがしろにしてまで、スタンドプレーに走る選手も中にはいる。

 実際、ウィザーズでも、八村が相手のマークから外れた位置にいながら、同僚選手がパスを回さず、強引にシュートを放つシーンも目についた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

  3. 3
    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

  4. 4
    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  5. 5
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  1. 6
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

  2. 7
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  3. 8
    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

  4. 9
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  5. 10
    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ

    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ