ソフトB「15億円トリオ」再結成の道遠し 近藤に加えて柳田まで怪我で離脱…球団にとっても“大損害”
“三役揃い踏み”が遠い。ソフトバンクの主力がまた欠けた。
11日のロッテ戦で自打球を右すねに当てた柳田悠岐(36)が「右脛骨骨挫傷」と診断され、12日に登録抹消。復帰は5月上旬となる見込みだ。
柳田は右太もも裏の張りを訴え、8~10日のオリックス戦でスタメン落ち。11日にスタメン復帰したばかりだった。
すでに主力のひとりである近藤が腰椎椎間板ヘルニアの手術で今月初めに離脱。こちらは復帰まで約3カ月の重症だ。
ソフトバンクの強力打線は柳田、近藤、山川がいてこそだが、それぞれ36歳、31歳、33歳とベテランであるうえに、柳田は故障がちで満身創痍、近藤は腰、山川は右足にバクダンを抱えている。
現場で指揮を執る小久保監督にとってはもちろん、柳田と近藤の離脱は球団にとってもバカにならない“損害”だ。
この3人は年俸10億円のオスナやモイネロら助っ人を除けば、チームの年俸トップ3。柳田が4.7億円、近藤が5.5億円、山川が4.5億円で計14.7億円だが、3人がスタメンに名を連ねた試合は多くない。