メッツがベルトラン新監督を解任 “のぞき”首謀で晩節汚す

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 このオフ、監督に就任したばかりのかつてのスター選手が早くも職を解かれた。

 メッツは16日(日本時間17日)、アストロズでプレーした2017年にサイン盗みに関わったカルロス・ベルトラン監督(42)の解任を発表。昨年11月に3年契約で招かれながら、2月のキャンプインを迎えるどころか1試合も指揮を執らずにユニホームを脱ぐ。一連のサイン盗みで、指揮官が現場を離れるのは、アストロズ・ヒンチ氏、レッドソックス・コーラ氏に次いで3人目となった。

 両打ちの強打者として通算435本塁打をマークしたベルトラン氏は、チャンピオンリングを手にした17年を最後に引退。MLBの調査では、サイン盗みの首謀者のひとりと指摘されていた。

 プエルトリコ出身の同氏は気さくな人柄で、現役時代は多くの選手から慕われてきた。早くから指導者としての将来を嘱望されてきたが、現役時の不正行為でセカンドキャリアに傷を付けた。

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