メッツがベルトラン新監督を解任 “のぞき”首謀で晩節汚す

公開日: 更新日:

 このオフ、監督に就任したばかりのかつてのスター選手が早くも職を解かれた。

 メッツは16日(日本時間17日)、アストロズでプレーした2017年にサイン盗みに関わったカルロス・ベルトラン監督(42)の解任を発表。昨年11月に3年契約で招かれながら、2月のキャンプインを迎えるどころか1試合も指揮を執らずにユニホームを脱ぐ。一連のサイン盗みで、指揮官が現場を離れるのは、アストロズ・ヒンチ氏、レッドソックス・コーラ氏に次いで3人目となった。

 両打ちの強打者として通算435本塁打をマークしたベルトラン氏は、チャンピオンリングを手にした17年を最後に引退。MLBの調査では、サイン盗みの首謀者のひとりと指摘されていた。

 プエルトリコ出身の同氏は気さくな人柄で、現役時代は多くの選手から慕われてきた。早くから指導者としての将来を嘱望されてきたが、現役時の不正行為でセカンドキャリアに傷を付けた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」