審判までロボット判定 コロナで収入激減MLBが導入急ピッチ
米経済紙フォーブス(電子版)によれば、今季は各チームとも100試合程度を消化できれば大部分の収入を得られるものの、中止になれば、入場料収入、広告費だけでも損失は100億円近くに達するという。MLBも含めて今季は大幅な収入減を余儀なくされる球団は少なくないとみられている。
すでにMLBでは、各球団の負担を軽減するため、傘下のマイナーリーグを削減する方針を打ち出している。マイナー160チームのうち、42チームを解散させれば、数千人規模の人員削減になるといわれる。さらにMLBでは、ロボット審判の導入で、アンパイアもリストラ対象に加えようというのだ。
メジャーの審判は約100人。平均年俸は約5000万円といわれ、審判をリストラすれば、単純計算で人件費だけでも50億円近い削減になる。
メジャーの球場でアンパイアのコールが響かなくなるのも時間の問題か。