白鵬は休場濃厚…7月場所も感染危機&ケガで中止の可能性
所属する宮城野部屋には炎鵬、石浦という幕内力士がいるものの、いずれも100キロ前後の軽量級。151キロの横綱の稽古相手にはならない。
横綱だから休場しても番付はそのままだから無理をする必要はないが、休んだら番付が落ちる大半の力士は調整不足と故障の不安を抱えながら、土俵に上がるしかない。
■「警戒しすぎ」の声もあるが…
多くの力士が出稽古に赴くのは近隣の部屋だ。電車やバスではなく、部屋の車か自転車などで移動することになるから「警戒しすぎじゃないか」という声もある。
それでも今年5月に勝武士(享年28)が新型コロナウイルスに感染して帰らぬ人となっているとあれば、慎重にならざるを得ない。
東京都では連日、50人以上の新型コロナ感染が報告され、30日は54人。このまま感染者が減らないようなら出稽古解禁どころではない。
ケガ人続出か感染危機か。7月場所中止の可能性も大いにありそうだ。