12日からぶつかり稽古を再開した横綱の白鵬(35)。直近の写真が公開されると、愕然としたファンも多いのではないか。
二の腕の太さこそ変わりないものの、明らかに張りがなく、前腕部も浮き出た骨が目立つ。張りがないのは突き出た腹の回りも同様だ。
新型コロナの影響でぶつかり稽古や相撲を取る稽古は長く制限されていた。四股やテッポウといった基礎だけでは、体を維持するのも限界があるということだろう。
とはいえ、そこは体幹の強さや運動神経が自慢の横綱。目に見えない部分の力は、他の力士の追随を許さない。7月場所まで残り1カ月(19日初日)。希代の横綱がどこまで仕上げてくるか、見ものだ。