残り試合はロッテ有利?首位ソフトBと「あってなき5.5差」
19日現在、首位・ソフトバンクと2位・ロッテのゲーム差は5・5。ソフトバンクは目下8連勝中と波に乗っているだけにパの優勝争いは勝負あったかに見えるが、残り試合をみると、必ずしもソフトバンク有利とは言えないのではないか。
ソフトバンクは残り16試合中、ロッテ(6勝11敗1分け)と6、西武(8勝8敗1分け)と7。どちらかといえば苦にする球団との対戦を多く残している。
そこへいくとロッテは残り18試合中、ソフトバンク(11勝6敗1分け)と6、オリックス(16勝3敗1分け)と4。カモにしている球団との対戦が多い。しかもソフトバンクとは直接対決だ。
おまけにロッテはこの日、新型コロナウイルスに感染していた荻野と藤岡が一軍に合流。井口監督によれば「(試合は雨天中止だったが2人とも)先発のつもりだった。みんな戻ってきて、さあ、というところ」だという。
ロッテは相性のいいチームとの対戦が多く残っているうえ、メンバーも揃って士気も上がっている。両チームの間には5・5ゲーム差という数字ほどの開きはなさそうだ。