在阪メディアがゴタゴタ阪神の不祥事を率先して書かない訳
3月の藤浪らのコロナ合コンに始まり、ゴタゴタが続く阪神。先日は選手による内規違反の外食が発覚し、揚塩球団社長が今季限りで辞任することになったが、矢野監督も会食騒動を起こすなど、もうメチャクチャだ。
とはいえ、次々と明るみに出る不祥事について、在阪メディアはなぜかおとなしい。コトが発覚した後に多少の批判をすることはあっても、自ら率先して不祥事を報じることはない。阪神OBが言う。
「矢野監督の会食騒動は、選手、関係者に知れ渡っている話。しかし、在阪メディアは知っていたとしても書けない。阪神は以前から批判的な記事を書いた社を取材禁止にすることがあったが、特に近年はその締め付けが厳しくなっているともっぱら。選手のトラブルに関する記事やストーブリーグの取材自粛を要請、記事の見出しへの抗議など、より抑圧的な対応を取っている。今年はコロナ対策によりメディアは選手の個別取材ができず、コメント取りは球団の差配に頼る必要がある。出禁になれば商売あがったりなので、なおさら“忖度”せざるを得ないのではないか。在阪メディアは萎縮する一方です」