渋野1打差2位タイ発進 米ツアーの悔しさ返すチャンス到来
【全米女子オープンゴルフ】第1日
「アメリカの悔しさはアメリカで返す」
10月のメジャー、全米女子プロ(58位)が終わった時の渋野日向子(22)のコメントだ。前年覇者として出場した全英女子オープン(予選落ち)を含め、8月からスタートした海外転戦6試合はトップ10が一度もなく、苦戦を強いられた。
それでも国内に戻ると、「大王製紙エリエール」5位、「ツアー選手権リコーカップ」3位と終盤は復調の兆しが見え、今週は「去年の(勝った)全英に行った時のように臨める」と表情が明るかった。
「2020年の締めくくりが米ツアーで、それがメジャーなら最高ですね」というポジティブシンキングも好スコアに直結したといえる。
初日はサイプレスクリークC10番から発進。
13番バーディー先行も、直後の14番はボギーとして前半はイーブンパーでターン。折り返して1番は6メートルのバーディーパットを沈め、5番、6番の連続バーディーを奪って一時首位タイに並んだ。