例年ならオフのいまも…今年はまだ大学生の練習試合を視察

公開日: 更新日:

 上限5000万円の出来高払いの額や払い方は球団や選手の指名順位によって異なる。1位指名でも外れの外れの高校生には出来高払いが付かないケースもある。「これがウチの精いっぱいの評価です」と言えば、たいていは納得してもらえる。

 さて、新人の入団発表も終わって、ようやくオレたちもお役御免、年明けの新人合同自主トレまで束の間のオフ……ようやく羽を伸ばせると思ったら、今年はそうはいかない。コロナ禍で来年のドラフト候補のチェックが十分でないため、特に大学生は練習試合を視察しなきゃならない。なにしろオレ自身、来年も契約してもらえることが決まったばかり。視察のフリしてゴルフをやったりしたことが部長にバレたら、嫌みを言われるくらいじゃ済まない。好きなゴルフは当分、お預けになりそうだ。

(プロ野球覆面スカウト)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した