著者のコラム一覧
佐々木裕介フットボールツーリズム アドバイザー

1977年生まれ、東京都世田谷区出身。旅行事業を営みながらフリーランスライターとしてアジアのフットボールシーンを中心に執筆活動を行う。「フットボール求道人」を自称。

タイ・フットサル界のスーパースターは後世への道標になれるか

公開日: 更新日:

 アジアにおけるフットサル勢力図では、絶対優位のイランの立ち位置を虎視眈々と日本がうかがい、それをタイやベトナムといった東南アジア勢が後を追う流れが、近年の縮図といって良いだろう。そのタイ代表で長年エースとして君臨するのがスパウットなのだ。

■入団発表から半年遅れの来日

 そんな暹羅(しゃむ)のエース獲得を名古屋が発表したのが、2020年5月8日だった。

 タイ強豪のチョンブリ・ブルーウェーブからの完全移籍で、契約期間は3年(どちらも推定)。名古屋では背番号9を背負う。

 しかし、新型コロナウイルス蔓延に伴う入国制限下の影響により、来日が遅れることとなる。

 制限解除後の11月6日に晴れて半年遅れの来日。そして、2週間の自主待機期間を経て11月20日にチームへ合流した。

 日本では敵なし、アジア覇者でもある名古屋の狙いはアジアクラブ選手権連覇、そして世界進出を射程圏内に定めていることに疑いの余地はない。 その連覇のかかったアジアクラブ選手権にある<アジア枠>を見据えた補強だったのだろうが、世界的パンデミックの影響で昨季は中止に。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方