広島リーグV奪回へ!「打倒巨人」W刺客復活と新人大当たり
「昨年はチーム防御率が4点台(4.06=リーグ5位)で、特にリリーフ(4.64=同ワースト)陣が苦しかった。終盤にひっくり返される試合が多いため、新人の森下ら先発が無理に続投するケースが多かった。リリーフ陣が安定すれば、大瀬良、野村、森下といった先発陣は安心してマウンドに上がれるのです」
野村は2015、16年(16勝で最多勝)ごろは「巨人キラー」といわれた。大瀬良も本拠地マツダスタジアムで巨人戦無敗記録を継続している。
「大瀬良と野村が好調時のように巨人を封じることが、リーグ優勝の条件になる。新人が救援陣を支えられれば、2人には大きな相乗効果があるでしょう。今年の広島はリーグ連覇中の巨人を止められる布陣が揃ってきたといえます」(川端氏)
2人の「キラー」復活は、巨人にとっては凶報といえそうだ。