レイズ筒香は定位置「一塁」確保 ライバルが手術1カ月離脱
レイズ・筒香嘉智(29)は30日(日本時間31日)のタイガースとのオープン戦に「1番・一塁」で出場し、2打数無安打2三振だった。オープン戦は18試合で、38打数8安打の打率.211、1本塁打、2打点5得点で全日程を終えた。
メジャー1年目の昨季は長距離砲として期待されながら、速球への対応に苦戦。打率.197、8本塁打、24打点と結果を残せなかった。チームはワールドシリーズ進出を果たしながら、ポストシーズンではベンチを温める屈辱も味わった。今季は本職の左翼のほか、一塁や三塁の複数ポジションをこなす予定。肝心の打撃では結果を残せなかったものの、開幕からしばらくは一塁の定位置を確保しそうだ。
チームは同日、正一塁手の崔志萬(29=韓国)が痛めていた右膝を手術すると発表。強打と堅守が売りの韓国人内野手は、近日中にもメスを入れるそうで、キャッシュ監督によれば実戦復帰は5月上旬になるとみられる。
レイズは三塁ウェンドル、左翼マーゴら、筒香のライバルは揃って守備が安定している。筒香は開幕から結果を残し、定位置を死守するしかない。