“泥縄政治”の吉村知事が「聖火リレー中止当然」の自己弁護
■緊急事態宣言解除を強く求めた吉村府知事
それに大阪府のコロナ感染者急増の一因は、吉村知事の姿勢にもあるのではないか。
大阪府などに出ていた政府の緊急事態宣言が3月に先行解除された際、政府分科会の尾身茂会長は「もろ手を挙げて無条件で賛成ということではなかった」と言い、時期尚早との認識を示していたが、当時、宣言解除を強く求めていたのは他ならぬ吉村知事だったからだ。
そうして専門家が懸念していた通り、感染者が急増すると、今度は「まん防を要請」とは泥縄政治にもホドがある。
吉村知事はSNSで、<何故大阪で感染が急拡大したのか。NEWS23で脇田座長がコメントしてた 緊急事態宣言で大阪は感染を抑えすぎた、結果、変異株が既存株にとって変わる速度が早まり、変異株が急拡大してる説。逆説的でえっ?と思うが真実をついてるかもしれない>と投稿していたが、この理屈が正しければ、大阪以上に感染を封じ込めていた他の自治体は今ごろ、感染者が激増してとんでもないことになっているだろう。
大阪府民はいい加減、「やっているフリと自己弁護」の知事の正体に気付くべきだ。